「このアイディアで売れるのだろうか」

「ブルーオーシャンとレッドオーシャン、  
 どちらを狙えばいいのだろう」・・・

 

と悩むあなたのために、ここでは、「どうしたら成功する起業アイディアが生み出せるのか」の出し方についてお伝えします。それは、

  • 社会のニーズと、自分ができることの接点を たどって考えること
  • 時流に沿っているかどうかを見極めること
  • 時流にそぐわない場合はすっかりやめてしまうのではなく、派生アイディア・類似アイディアがないか探ること
  • 過去の失敗を活かすよう努力すること

では、なぜこのようなことが言えるのか、次をごらんください。

 

「私がやりたいこと」ではなく「私にやってほしいこと」

家事代行業で起業した「ねこの手メイドサービス株式会社」代表取締役・鬼頭麻紀子さんは、現在、お掃除やお料理などの代行サービスで順調に業績を伸ばしていらっしゃいます。鬼頭さんは、どんな思考からこのビジネスアイディアを実現しようと思ったのでしょうか。

それは、この事業のスタート前に、周囲から熱烈に「やってほしい」「お願いしたい」「ぜひとも」という声に驚かされ、気付かされたとおっしゃっています。つまり「自分が何をやりたいか?」ではなく、「自分に何をやってほしいのか?」。それが成功するビジネスアイディアの導き方だということなのです。

確かに、私の場合も、集客の専門家としてコンサルティングをやっており、私にクライアントさんがきてくれるのは、私にその知識や経験が人様よりも十分にあって、しかも実績もあるからこそ、「(私に)教えてほしい」といってきてくれるのです。

では逆に、巷でよく言われている「自分が好きなことや、やりたいことで起業する」という方式でビジネスアイディアを考えてやってみるとしましょう。

私がやりたいことは、乗馬です。例えば、風光明媚な場所に土地を買って、厩舎を建てて馬を購入して、乗馬教室を開くとしましょう。自然と触れ合える素晴らしい環境に人々は感動し、私と同じように乗馬を楽しんでもらえることでしょう。

ただ問題は、私は乗馬がとても好きですが、小さい時から馬とともに育ってきたわけでもなく、騎手経験者でもなく、乗馬競技のメダル獲得者でもない、ということです。こんな私に、お金を払ってまで「乗馬を教えてほしい」といってきてくれる人はどこにいるのでしょうか? どこにもいませんね。つまり、「成功する」ビジネスアイディアとしては失敗です。

 

「面倒くさいことを代行」で起業アイディアになる

人間は何にお金を払うのかというと、「自分ではできないこと」は当然ながら、

  • 自分でやると面倒くさいこと
  • プロがやった方が成果が格段に上がると見込まれること

に、お金を払うのです。
そこにビジネスアイディアが隠れていると言えます。

試しにここで、世の中で長年存続している業種を列挙し、考えてみましょう。

スーパー、薬屋、床屋、美容院、ケーキ屋、携帯ショップ、電気屋、クリーニング屋、外食産業、宅配、宅配ピザ、植木屋、大工、家事代行業、病院、整体院、葬儀業・・・

これらを考えてみると、全て「自分でやろうとすると面倒なもの・自分ではできないこと」の代行業だと言えると思います。

食料は、自分で作物を育てたり漁に出て収穫するよりも、売ってくれた方が便利です。
庭木や髪の毛のお手入れ、衣類やお部屋のお掃除も、自分でやるより専門職に頼んだ方が楽だし綺麗に仕上がります。

お料理やケーキ、物置や建具も、自分で作ると、失敗したり味がイマイチだったり、仕上がりが変だったりしますから、やはりプロが作ったものを買った方が得策です。
電気製品やスマホ、薬、疾患治療、パソコンや車や家、宅配や葬儀に至っては、もはや自分では太刀打ちできないレベルです。

 

過去の失敗から学ぶビジネスアイディアの生み出し方

「ヨネックス(YONEX Co., Ltd)」は、国内外でよく知られた有数のスポーツ用品メーカーですが、その創業当時、何を製造していたかご存知でしょうか。

ヨネックスの前身「米山木工所」は、1946年(昭和21年)新潟県は今の長岡市にて、創業者:米山稔(よねやま みのる)氏によって創業されました。当時、その木工所で製造していたのは、その地域で需要のあった漁業用の木製の「浮き」でした。長岡市といえば、日本海に近く、ヒラメ、アジ、ブリ、タイ、カレイ、マス、スズキ、ハタハタなど多種多様の豊富な漁獲量を誇ります。

木製の浮きの需要に目をつけたのは良かったのですが、しかし次第に、漁業の技術革新によって、木製の浮きは需要がなくなっていきます。
そこで次に、米山氏が目をつけたのは、魚を船舶で大量捕獲するための「網」でした。しかし、この事業は芳しくない結果に終わります。

その失敗の原因を、米山氏は、最新素材に関する情報獲得に遅れをとったからだとし、反省。
高度経済成長という時流とともに、スポーツ振興が隆盛の兆しを見せてきた潮目を見計らい、製造品目を転換しました。

1957年(昭和32年)に バドミントンラケットの製造を開始します。
今度こそ、最新の情報に遅れを取らず、常に製品に最新技術を追求しようと決心した米山氏は、ラケット業界、ひいてはスポーツ用品業界で押しも押されもせぬ地位を築いたのは、ご存知の通りですね。

 

過去の失敗を失敗のままで終わらせない

米山氏の成功は、「時代の潮流を読み、今、自分に何が求められているのか?」を読み取ることにあるように思えてなりません。
創業当時の「木製の浮き」しかり、技術革新による漁法転換の折の「網」しかり、そして、高度経済成長に伴って隆盛してきた「スポーツ用品」の需要 しかりです。

それに加えて、時代の潮流を読むだけではなく、「過去の失敗」から目をそらさず、全てを活かしています。つまり、自分の失敗を真正面から見つめる勇気を持つことにより、失敗を失敗のままで終わらせず、常に、失敗を成功へと繋げていける経営者になれる ということをも教えてくれているように思います。

そして、最新の情報を得ることの大事さ
どんな業種でも、これは通じるポイントでしょう。
「知っている」のと「知らない」のとでは、その人の行動や結果に大きく差が出てくるからですね。

 

成功する起業アイディアの出し方とは? 〜まとめ〜

これまでご覧いただいたように、成功する起業アイディアとは、自分の中だけにあるのではないことがお分かりになったと思います。

まとめると、次のような段階を踏んでいけば、成功への道がブレずに済むのではないでしょうか。

  • 社会のニーズと、自分ができることの接点を 辿っていくこと
  • 時流に沿っているかどうかを見極めること
  • 時流にそぐわない場合はすっかりやめてしまうのではなく、派生アイディア・類似アイディアがないか探ること
  • 過去の失敗を活かすよう努力すること

 

<コラム> 起業家には話し相手が必要

何かアイディアを出したいとき、一人で考えた方が誰にも邪魔されずに済むと考えがちですが、実は逆だということをご存知でしょうか?

漫才師や映画監督、コピーライターなど、独自なものを生み出していかねばならないクリエイティヴな職業の方がおっしゃっていたことに、
「アイディアとは、誰かに話してみて初めて、それがいいか悪いかがわかる」
「何か特別な意見を言って欲しいのではない。ただそこで聞いてくれているだけではかどるもの」
・・・というのがあります。
これには私も同感。実は、私にはこんなエピソードがあります。

仕事をするときには、社員と一緒の空間で・・ と当然のように考えていた私でしたが、あるときふと、「誰にも邪魔されず、一人きりで作業をした方が効率がいいのでは?」と思い立ちました。思い立ったらすぐに行動を起こさなければ気が済まない私は、会社の近くに部屋を別で借り、しばらくそこで仕事をしていました。しかし、結論はすぐにやってきたのです・・。

それは、引っ越してから2ヶ月と立たない頃でした。
毎日がそれほど「楽しくない」ことに気づいたのです。
それまでは、すぐに社員に連絡も通り、聞きたいこともすぐに聞けて、全てがテンポよくスムースに運んでいたのに、今は、別の建物にいてそれができない・・。当然、「仕事がはかどるだろう」との当初の目算はもろくも崩れ去りました。

これではいけない・・!

「思い立ったらすぐに行動」の私は、またもや荷物をまとめてさっさと退去してしまいました。せっかく費用をかけて部屋を借りて、荷物を運び込み、部屋も整えたのですが、やってみて失敗だとわかっているのに、もったいないからとそのままズルズルと居続けるなんて、それこそ無駄です。

さて、元の古巣に戻り、また前のように社員と共に仕事をする毎日が始まりました。
声をかければすぐに応答があるし、やらなければならないことも次々はかどるし、何より、誰かと仕事を進めていくのって本当に「楽しい」!

例えば、商品名一つ決定する際にも、「おひとりさま」で何でも考えて決定しようとすると、「これで売れるのだろうか」「商品の特徴がわかってもらえるだろうか」などの不安が絶えずよぎるもの。そこで、「いい感じですね」「こうするともっといいかも」「私はこっちの方がいいなあ」などの 意見や感想でいいから 言ってくれる人がいるって本当に心強いもの。いわゆる「羅針盤」になってくれるのですよね。

無駄になるかもしれないけれど、やってみないとわからないこともあります。賃貸費用や引越し費用、家財調達でもろもろ200万円ほどかかりましたが、実際やって経験してみて「やっぱり一人じゃダメだ」ということを再認識できたことは収穫でしたね。

 

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